※以下事例で架空のイメージ例です
企業プロフィール
業種: 電子部品製造
売上: 150億円
従業員: 300名
輸入額: 年間30億円(主にASEAN)
改革前の状況
課題:
- EPA活用率:25%(潜在対象の1/4のみ)
- 年間関税支払額:6,000万円
- 貿易担当者2名が孤軍奮闘
- 原産地情報がブラックボックス
機会損失試算:
潜在削減可能額:4,500万円/年
実際削減額:1,200万円/年
───────────────────
機会損失:3,300万円/年

実施した施策(2年間)
【第1フェーズ(初年度)】
1. 全社EPA推進プロジェクト発足
- 経営企画部長をプロジェクトオーナーに任命
- 各部門から実務メンバー選出
2. 現状分析と目標設定
- 外部コンサルタントによる診断
- 3年後EPA削減額目標:4,000万円/年
3. クイックウィン施策
- 既存取引の中から「すぐ使える」50品目を特定
- サプライヤー10社に原産地証明協力依頼
- 追加削減額:+800万円/年(半年で達成)
4. 体制整備
- EPA管理規定策定
- 購買部門にサプライヤー管理責任付与
- 開発部門に「EPA設計」概念導入
【第2フェーズ(2年目)】
5. システム導入
- EPA管理専用システム導入(初期投資600万円)
- サプライヤーポータル開設
- BOM連携による自動判定
6. 営業部門との連携
- 顧客への「EPA適用製品」提案開始
- 価格競争力向上による受注増
7. 継続的改善
- 月次EPA会議でKPIレビュー
- 四半期ごとの外部監査
成果(2年後)
| 指標 | 改革前 | 2年後 | 改善率 |
|---|---|---|---|
| EPA活用率 | 25% | 82% | +228% |
| 削減関税額 | 1,200万円/年 | 3,800万円/年 | +217% |
| 管理工数 | 2,200時間/年 | 800時間/年 | -64% |
| ROI | 2.0倍 | 8.5倍 | +325% |
副次的効果:
- サプライチェーンの可視化進展
- 購買交渉力の向上(原産地情報を持つことで)
- 顧客満足度向上(EPA適用品の提案)
- 社内のコンプライアンス意識向上
投資回収:
総投資額:1,200万円(システム+コンサル)
年間改善額:2,600万円(削減増+工数減)
投資回収期間:5.5ヶ月