「海外との取引、関税が安くなるって聞いたけど……」 「EPA?FTA?TPP?ニュースで聞く単語が多すぎて混乱!」
そんなお悩みを一挙に解決します。 一言でいうと、EPAとは「特定の国同士だけが使える、超お得な割引ルール」のことです。
1. EPAとFTA、何が違うの? 🔍
結論から言うと、EPAはFTAの「進化版」です。
- FTA(自由貿易協定)
- 意味: モノの関税をなくしたり、安くしたりする約束。
- イメージ: 「お買い物(貿易)の割引券」
- EPA(経済連携協定)
- 意味: FTAの割引だけでなく、投資のルールや、知的財産、人の移動など、もっと幅広く協力し合う約束。
- イメージ: 「まるごと仲良し!包括提携」
💡 社長へのアドバイス: 現場では「関税を安くする」という目的で使うなら、どちらも同じようなものだと考えて問題ありません!
2. TPPやRCEPって、EPAの仲間なの? 🌍
最近ニュースでよく聞くこれらの名前は、「巨大なEPAグループの名前」です。
- RCEP(アールセップ):
- 日本、中国、韓国、ASEANなどが参加。世界最大級のEPAです。
- 中国・韓国と初めて結ばれた協定として、現在最も注目されています。
- CPTPP(TPP11):
- カナダ、豪州、ベトナムなど太平洋を囲む11カ国が参加。
- 関税だけでなく、データの自由なやり取りなど、非常に高度なルールが特徴です。
3. 日本が現在結んでいる国はどこ? 🗺️
日本は現在、21の経済連携協定(EPA/FTA)を署名・発効しています。 日本の貿易額の約8割が、これらの協定国との取引です。
主要なターゲット国リスト
- アジア: 中国、韓国、タイ、ベトナム、インド、インドネシア、フィリピンなど。
- 欧米・その他: EU(ドイツ、フランス等)、アメリカ(※限定的)、イギリス、メキシコ、オーストラリア、チリなど。
✅ チェック! 自社の輸出入先がこの中に入っていれば、大幅なコスト削減ができるチャンスです!
4. 世界のトレンド:なぜ今、EPAが重要なのか? 🌊
- 「2国間」から「メガEPA」へ: 1対1ではなく、RCEPのように「多くの国が一度に参加する」形がメインになり、複数の国をまたぐビジネスがしやすくなりました。
- サステナブルな貿易: 単に安いだけでなく、環境への配慮や知的財産の保護など、**「質の高い経営」**が求められるルールに進化しています。
- 経済安全保障: 信頼できる国同士(EPA締結国)で供給網(サプライチェーン)を強くする動きが加速しています。
5. メリットと「活用の壁」 ✅
- ⭕ 最大のメリット: 「10%の関税が0円」になることも。1億円の取引なら1,000万円の利益増に直結します。
- ⚠️ 活用の壁: 「これは本当に日本産です」という証明(原産地証明)の手続きが必要です。ここを間違えると、後でペナルティを受けるリスクがあります。
💡 結論:割引クーポンを捨てていませんか?
EPAを活用しないのは、「割引クーポンを捨てて定価で買い物をしている」のと同じです。
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