HSコードの定義
- 物品の名称と分類を世界的に統一した記号
- 原則、全ての品物が数字で分類される。
- 世界共通ルールでの分類は6ケタまで。7桁目以降は各国独自ルールが存在。
- 関税率はHSコードごとに定まっている。
- HSコードは上級/中級/小項まで4年ごとに更新。最新版は税関HP参照
(https://www.customs.go.jp/index.htm) - HSコードの桁ごとの構成は以下の通り。

すべての物品にはHSコードが定められる
- 1つの物品に対して、必ず一つのコードを最終的につける必要があります。また、HSコードは、輸入申告時の貨物の状態によって判断される。
すべての物品にはHSコードが定められる
- 1つの物品に対して、必ず一つのコードを最終的につける必要があります。また、HSコードは、輸入申告時の貨物の状態によって判断される。
類→項→号の順で絞り込まれる。

96類雑貨のうち、上4桁の項 9606 ボタンであり、さらに上6桁である号 9606.22 は金属製という材料まで絞り込む。
この「金属製ボタン」という HS コード 9606.22 をもって輸入時の関税率が決まる。
物品のHSコードを決めるのは通関士
- HSコード特定には6つのルールがあり、初心者には理解が難しい。
- 通関業者(乙仲)には必ず通関士が在籍しているので、取引のある通関業者か税関に相談するのが一般的。